ソーラーパネル公害 !?

ソーラーパネル公害 !?

それにつけても太陽光発電ほど、国民生活を苦しめ、国益に適わない発電システムも珍しい。

ご承知のとおり太陽光発電は、光エネルギーを電気エネルギーに変えるソーラーパネルを使った再生可能エネルギー発電の一種です。

近年では、新築物件にソーラーパネルを設置する世帯も多くなっています。

太陽光発電でも、発電量が1メガワット(MW)の大規模な発電所を通称「メガソーラー」と呼び、広大な敷地が確保できる地方に設置されていることが多い。

いわゆる再生可能エネルギーと呼ばれる電源のなかでも唯一可動部がなく動かないのが太陽光発電の特徴だと言われ、そのためメンテナンスフリーで騒音もなく「とてもスマートな発電方法…」などと喧伝されてきました。

しかしながら、今やメガソーラのもつ様々な課題が明らかとなり既に社会問題化しています。

太陽光発電において重要となるのが『発電効率』という指標です。

発電効率とは、光エネルギーの何%を電気エネルギーに変えることができるかという値を示すものです。

現在流通しているほとんどのものは、発電効率わずか20%です。

風力発電でさえ45%もあるのに太陽光パネルはその半分以下で、他の各種発電方式と比べてみてもその低さは歴然です。

因みに、同じ再生可能エネルギーでも水力発電は80%の変換効率を有しています。

ソーラーパネルを作る各社が研究開発に力を入れているようですが、未だ華々しい結果はでていません。

発電効率の悪さをカバーするためには、たくさんのソーラーパネルを設置して発電所の規模を大きくするほかないわけで、ゆえに「メガソーラー」なのでございます。

ソーラーパネルを設置すると電力会社が一定期間、定額で買取してくれることになっているのはご存知のことと思います。

そうです、FITと呼ばれる「再生エネルギーを固定価格で買い取る制度」です。

電力会社が電力の購入で支払った金額を、国民全員で負担しようという阿漕なシステムです。

既にご承知のことと存じますが、「再エネ賦課金」という名目で各家庭の使用電力にこの分が上乗せされています。

わたくしも毎月、2200円くらい強制的に支払わされています。

自分が使った分を支払うのは当然のこととして、どうして自分が使っていない電気代まで支払わされるのか実に納得のいかない制度です。

むろん、これは太陽光発電のみにとどまらず、風力、水力、地熱、バイオマスなどの発電電力も対象となっており、要するに再生可能エネルギーの電力が増えれば増えるほど、私たち日本国民の負担も増えていく、という仕組みになっています。

今現在、この再エネ賦課金による国民負担の総額は2兆7400億円ぐらいになるでしょうか。

年間に換算しますと、1世帯当たり約10,500円、これが2030年には20,000円程度にまで増えるものと考えられます。

おカネの問題だけではありません。

ソーラーパネルの製品寿命は、25年から30年と言われています。

電力買取制度(FIT)がはじまってから一気に太陽光発電が広く普及したわけですが、その多くは2040年ごろには廃棄の時期(ピーク)を迎えます。

経済産業省は、このソーラーパネル廃棄の際、次の三つの問題が発生すると発表しています。

①放置や不法投棄される
②有害物質が流出する恐れ
③処分場が逼迫する

まず①については、設置場所や規模にも依りますが、その処分には多大な費用がかかることから、処分業者に依頼せず不法に放置される可能性があります。

それこそメガソーラーとなると、パネルの数は10,000枚規模にも及ぶため処分の費用は莫大でしょうから。

②も深刻です。

むろん、適切な方法で処分してくれれば問題はないのでしょうが、ソーラーパネルの種類は様々であるため、間違った方法で処分されてしまう危険性があります。

もし間違った方法で処分されてしまうと、鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が流出・拡散して土壌を汚染してしまうことになります。

そして③ですが、今後のピーク時には、産業廃棄物の最終処分場に占めるソーラーパネルの割合が6%拡大すると環境省が試算しています。

6%というとピンとこないかもしれませんが、それだけでも処分場がソーラーパネルで埋め尽くされる状態になるといいます。

なお、処分の際には大量の温室効果ガスが排出されると言うから、太陽光のどこが環境に優しい電源だと言うのでしょうか。

そもそも、メガソーラーを森林などに設置する場合、当たり前ですが設置場所の木々を散々に伐採しているわけです。

当然、木の根っこや土がもっている保水能力が失われますので、大雨などが降れば土砂崩れなどの自然災害を引き起こす可能性が高まります。

森林は二酸化炭素を吸収してくれるだけでなく、地盤を強くすることにも寄与しているため、少なからず自然環境に影響するのでございます。

それに、ソーラーパネルの下の部分には日光が当たらないため小さな草木も育つことなく、そのことが土壌の破壊につながっています。

加えて、ソーラーパネルに住処を奪われた動物たちが、人里に降りてきて作物を荒らしたり、危害を加えることもあるでしょう。

実際、32万枚ものソーラーパネルが設置されていた岡山県赤磐市のメガソーラー(SF赤磐太陽光発電所)で土砂崩れが発生しています。

前述のとおり、土壌の保水力が低下したことで、豪雨の際の雨水が多く流出したことが原因と考えられています。

この土砂崩れにより、地元の水田が土砂で埋まってしまったとのことです。

まさにソーラーパネル公害です。

なお、ソーラーパネル自体が土砂で破損されるなどした場合、有害物質が流出するという二次災害も起きかねない。

こんなもののために、どうして再エネ賦課金など支払わねばならないのでしょうか…