川崎市に高度救命救急を!

川崎市に高度救命救急を!

意外にも、多くの川崎市民がご存知ないのですが、川崎市内には高度救命救急を担う病院が一つもありません。

市内には、市立川崎病院、日医大武蔵小杉病院、聖マリアンナ医大病院が「救命救急」を担っていますが、これらはあくまでも三次救急であって「高度救命救急」ではありません。

むろん、三次救急であっても、重篤な救急患者に対し24時間体制で高度な救急医療を提供することのできる重要施設であることに変わりはないのですが、高度救命救急はさらにその上をいく。

神奈川県下で高度救命救急を担っている病院は、東海大学医学部付属病院と横浜市立大学附属市民総合医療センターの2病院だけです。

高度救急救命の整備基準は次のとおりです。

1.広範囲熱傷、指肢切断、急性薬物中毒等の特殊疾患患者に対する救命医療を行うために必要な相当高度な診療機能を有すること

2.24時間診療体制を確保するために、高度医療に必要な職員(医師や看護師)を常時配置すること

3.高度救命救急に必要な医療機器を備えること

こうした高スキルの医療を提供可能な病院の存在は、その地域全体の医療提供サービス水準を引き上げても不思議ではありません。

そこで私は、ぜひとも川崎市北部医療圏(多摩区、麻生区、宮前区、高津区)に高度救命救急センターが新設されることを切望し、川崎市議会で積極的に取り組んでいるところです。

ちょうど現在、麻生区で二次救急を担っている新百合ヶ丘総合病院が三次救急(救命救急)の体制を整え承認申請をしています。

その審議は地元医療関係者によって構成されている「川崎地域地域医療構想会議」(事務局は川崎市)に委ねられておりますが、一刻も早く承認されるように市議会において強く要望しているところです。

残念ながら未だ承認されていませんが、これが承認され、加えて聖マリアンナ医科大学病院が三次救急から高度救命救急に格上げされれば、当該医療圏の医療提供体制のサービス水準は飛躍的に向上します。

聖マリアンナ医科大学病院が高度救命救急の申請をした場合には、川崎地域地域医療構想会議は速やかに審議を進め、新百合ヶ丘総合病院とともに同時承認すべきです。

引き続き、川崎市及び聖マリアンナ医科大学病院に強く働きかけて行きたいと思います。

私は、この地域の医療提供体制の強化にむけて全力で取り組む所存です。