不審は高まるばかり…川崎市教育委員会

不審は高まるばかり…川崎市教育委員会

川崎市(教育委員会)には、約2年間で177日の特別休暇を取得していた図書館勤務の職員がいます。(現在は他の部署へ異動)

それでいてこの職員、休日になるとオーケストラの指揮者をしていたという。

因みに、当該職員は令和3年度に31日間の在宅勤務をしています。

図書館勤務の在宅勤務って、いったいどんな仕事をするのでしょうか。

気になった私は、教育委員会に対し当該職員の在宅勤務31日間分の成果物の提出を求めました。

ところが、成果物は3日分しか出てこない。

残りの28日間は「〇〇の調査」という口頭による報告のみで、仕事をしていた物証はゼロ。

これでは「28日間は事実上の有給休暇だったのでは?」という疑念を抱かれても仕方あるまい。

真実は、本人のみ知るところです。

私の指摘に対し教育委員会は、昨日の決算審査特別委員会(文教分科会)で次のように答弁しました。

「現時点では、在宅勤務中の成果物につきましては、提出を必須としておりませんが、在宅勤務中における職務遂行状況の把握は大変重要と認識しておりますので、教育委員会事務局として独自の報告様式を定めるなどの取組を検討してまいります」

教育委員会は「在宅勤務中における職務遂行状況の把握は大変重要と認識している…」のに、把握するための成果物提出を義務付けていなかったわけです。

ふつう「提出」は必須だと思うのですが、さすがに今後は見直すとのこと。

それにつけても、川崎市の教育委員会には不審点が多い。

教育委員会には他に、特別休暇(コロナ休暇)を明らかに不正取得した教員がいます。

特別休暇は、例えば子供を預ける保育園がコロナのために休園したり、登園自粛したりした場合、育児のために取得することができる休暇です。

しかしながら調査の結果、ある教員が取得した36日の特別休暇が不正だったことが判明。

36日の不正取得は、量定上「免職」もしくは「停職」です。

ところが、当該教員は「36日のうち、確かに2日はインチキだったけど、残りの34日は実は出勤していました」と言い出した。

教育委員会は、当該教員が提出した、①GPSによる位置確認、②同僚の証言、③授業予定表の存在をもって、34日分を出勤扱いとし、「戒告」という軽微な処分で済せてしまったのです。

GPSによる位置確認と言うけれど、私たちが持つスマホのGPS情報は約二カ月程度で更新されていくため、当該教員はどのようにして1年以上前の位置情報を入手したのでしょうか。

しかも、授業予定表に至っては、その後に破棄されてしまい、今はありません。

となると、出勤を証明するものは、同僚(身内)の証言だけで、物証はゼロということです。

それよりも不自然なのは、当該職員は「34日は出勤した…」と言いつつも、一度も出勤時のタイムカードを押していないことです。

しかも34日、この教員は一回も特別休暇の申請取り下げをしていないのです。

おかしいと思いませんか。

本当に出勤したならば、休暇扱いにならないように、休暇申請を取り下げるなり、出勤時にタイムカードを押すなりするでしょう。

実に怪しい。

また「授業予定表は既に破棄されている…」と言うけれど、授業予定表は立派な公文書なのですから行政として保存義務があるはずです。

それを破棄してしまっていいのか?

それに対する教育長の答弁は、「授業予定表と言ってもメモなので、破棄しても問題はない」というものでした。

バカも休み休み言え。

メモだって立派な公文書だろうに。

川崎市では、このように教育長が平然と嘘をつくんです。

しかも議会答弁で。

嘘つきでないとしたら、よほどの無知です。