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量的緩和は、いつ終了されたのか。

2020年1月の日銀当座預金残高は399兆円で、前月の398兆円に続いて2ヶ月連続で400兆円を切りました。

日銀当座預金

増減率の推移をみると、下のグラフのとおりで、このことは黒田日銀による量的緩和(黒田バズーカ)は事実上、すでに終わっています。

日銀当座預金残高増減率

ぜひ野党の議員に国会で質問してほしい。

「日銀の量的緩和はいつのまにか終了していたんですか?」

「2%のインフレ目標は全く達成されていないのに、なぜ終了したのですか?」

黒田総裁は、のらりくらりと「量的緩和は終了したわけではない」と答弁せざるを得ないでしょうけど。

とはいえ、日銀当座預金残高の増減率が、かくのごとくプラスとマイナスを小刻みに行ったり来たりしている現状を鑑みると、どうみても「終了している」と言わざるを得ません。

民間銀行が保有している国債を日銀が購入すると、民間銀行が日銀に保有する「日銀当座預金」におカネが積み上がっていきます。

そのことで長期金利は下がり、民間企業の借り入れ金利も下がることから、民間投資が拡大しデフレ脱却が可能となる、というのが政府・日銀の目論見でした。

ところが、昨日のブログでも申し上げましたとおり、インフレ率は未だ2%に遠く及ばず、民間投資も拡大せず、デフレも脱却できていません。

それどころか、目標を達しないまま、いつのまにか量的緩和が実質的に終了しています。

はて、どういうことか。

答えは簡単です。

政府(財務省)の緊縮財政至上主義によって、国債発行額を抑制しているからです。

もう市場には日銀が買うべき国債がない、のです。

また政府が国債を発行しないがために、インフレ率も上がらず、デフレも払拭されず、ただただ我が国の発展途上国化が進んでいます。
2020/02/10

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