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豊島園の閉園

消費者物価指数

日銀が異次元緩和(国債の購入)をはじめてから7年、マイナス金利政策をはじめてから4年が経ちました。
当初の目標であるインフレ率2%には遠く及ばず。

現実には「2%」どころか「0%」台で推移するなど、未だデフレ経済は払拭されていません。

日銀の黒田総裁は、昨年12月26日の講演で「2%程度のインフレが存在する方が望ましい理由…」について、以下2点を挙げられました。

①不況期に労働コストの円滑な調整が可能であるためには、平常時に物価や賃金の十分な上昇率が確保されている方が良い、という点。

②他の国と同じ2%程度のインフレを目指すことが、購買力平価の観点から見て長期的な名目為替相場の安定につながる、という点。

これにロイターは色々と難癖をつけていますが、その難癖にも黒田総裁の発言にも、そもそも「デフレ」の「デ」の字すらでてこないことに違和感を覚えます。

「もはやデフレとは言えない状況をつくりだすことに成功している…」というのが政府見解だから、今さら日銀総裁が「デフレ脱却のためには2%程度のインフレ率が必要!」とは言えないのでしょう。

過去20年以上、インフレ率が2%を超えたのは、消費税の税率引き上げによる強制的な物価上昇のときだけです。

ことし、練馬区の遊園地「豊島園」が90年の歴史に幕を下ろし閉園するという。

豊島園は、練馬区で生まれ育った私の遊び場でした。

特に小学生のときは、学校が終わると地元の野球チームの友達や先輩たちとつるんで毎日のうようにバスで通いました。

丸太をくり抜いた部分に座席を配した、昔ながらのジェットコースター「サイクロン・コースター」が一番のお気に入りでした。

当時、「木馬の会」という年間フリーパスがあって、そのパスさえ購入すれば乗り物は一日中すべてフリーで乗ることができました。

なのでいつも、閉園ギリギリまでみんなで乗りまくったものです。

その年間フリーパス「木馬の会」ですが、たしか当時(1980年ころ)で5万円(年会費)ぐらいだったと記憶しています。

写真をとって発行されたフリーパスをカードケースに入れて普段から持ち歩きましたが、今でもカードケースの革の匂いを鮮明に覚えています。

閉園される「豊島園」のHPをみたら、年間フリーパス「木馬の会」(3才から小学生)の値段がでていました。

その金額はなんと14,300円です。

いかに日本がデフレであるのかがわかります。

もしも日本がデフレ経済に突入することなく、順調に経済成長していたなら、今ごろ「木馬の会」(3才〜小学生)の値段は10万円を超え、それでも多くの人々がふつうに購入することができたことでしょう。

物価の上がらない経済は、国民を貧しくします。

日本がデフレでなければ「豊島園」の閉園もなかったかもしれない。
2020/02/09

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