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国民が稼げない国

去る1月8日、厚労省から『毎月勤労統計』が発表されています。

『毎月勤労統計』によれば、昨年11月の実質賃金の速報値は、前年同月比で「-0.5%」でした。

ここで言うところの実質賃金は、「きまって支給する給与」でみています。

「きまって支給する給与」とは、ざっくり言えば「定期給与」のことです。

労働協約や就業規則等によって予め定められた条件で支給される基本給のことで、家族手当、超過労働手当を含みます。

この実質賃金をみるとき、私は「現金給与総額」ではなく「きまって支給する給与」でみるようにしています。

あまり為になることを提唱してくれなかった、あのミルトン・フリードマンでさえ、「安定した経済成長を実現するためには、定期的に取得する給与の恒常的上昇が必要だ」と言っています。

私も、その通りだと思います。

定期給与が上がらずに、たまに賞与(ボーナス)が上がるくらいなら、定期給与が安定して伸びてくれたほうが家計は安定し消費需要は拡大するでしょうから。

さて、その「きまって支給する給与」を物価変動分を除いた実質値でみると、11月は前年同月比で「-0.5%」だったということです。

長期でみますと、次のようなグラフになります。

実質賃金

ご覧のとおり、トレンドラインでみても、もののみごとに右肩下がりです。

ちょっとヤバくないですか?

実質賃金の下落は、生産者ひとりあたりの生産(所得)の減少、即ち国民の貧困化を示してます。

この国は、国民が稼ぐことのできない国に成り果てています。

シルク印刷職人
2020/01/16

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