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PCR検査の陽性者は必ずしも「感染者」ではない!

ワクチン接種

きのう(4月1日)政府は、大阪府、兵庫県、宮城県の1府2県に「蔓延防止等重点措置」を適用することを決めました。

とりわけ大阪府は感染者が既に第3波を超えるペースで急増していることから、緊急事態宣言下と同程度に市内の時短を強化するようです。

ただ、「感染者の急増」と言うけれど、例えPCR検査が陽性だったからといって「感染者」と断定することはできません。

例えば、ウイルスが細胞の表面に付着しているだけの状態であれば「曝露」に過ぎない。

ウイルスが細胞内に入って増殖することで、はじめて「感染」となります。

とはいえ、増殖しても何ら症状がなければ「不顕性感染」であるし、そのままウイルスが減少すれば「自然治癒者」となります。

要するに、ウイルスが細胞内に入って増殖し、何らかの症状が発生してはじめて「感染(顕性感染)」となるわけです。

なのに、国をあげて「陽性者=感染者」として騒ぎ立てていることに違和感を覚えます。

厳密な意味での「感染者数」を発表してほしい。

しかも、PCR検査は感染症の検査には適していません。

そのことは、PCR検査を発明した当の本人(マリー・キャリス博士)が言っておられます。

PCRは増幅回数(Ct)を増やしていくことで遺伝子の断片を蛍光(測定感度に到達すると蛍光する)させる技術です。

これを新型コロナウイルスの感染検査に応用し、ウイルスの遺伝子の断片を見つけているわけです。

繰り返しますが、ウイルスの断片が見つかったからといって「感染」しているとはかぎりません。

CDCのWebサイトをみると、PCR検査は増幅回数が37回以下で「陽性」とし、40回以上は「陰性」とするべきだ、とあります。

が、なぜか日本は(川崎市の衛生研究所も)、増幅回数40〜45回で「陽性」としています。

因みに台湾は、ちゃんと増幅回数36回で「陽性」としており、スウェーデンは36〜38回、米国は37〜40回で「陽性」としています。

どうしてもPCR検査により感染者数を発表したいのであれば、まずは増幅回数をきちんと適正化(37回以下で陽性とする)し、暴露者、不顕性感染者、顕性感染者がそれぞれ何人なのかを示してほしい。

早急に医療の対象としなければならないのは「顕性感染者」のはずです。

それよりも、報道のとおり既に変異種が蔓延しはじめているのであれば不安が募ります。

もともと新型コロナウイルスのワクチンについては集団免疫の効果が得られるかどうかは解っていないようですが、もしも変異種が流行しはじめたのなら、なおさら効果が薄くなってしまうのでしょうか。

一部識者によれば、ある程度の変異であれば現在のワクチンでも充分にカバーできるとしています。

いずれにしても、ワクチン争奪戦の負け組となっている我が国では、ワクチン確保がままならずに国民の全般の接種時期が後ろ倒しに遅れていくのは極めて致命的です。
2021/04/02

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