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ワクチン保冷バッグをめぐる不可解な記事 !?

スギヤマゲン

きのう、読売新聞(夕刊)に衝撃的な記事が出ていました。

その記事とは…

『ワクチン輸送で活躍、保冷容器の出荷作業進む
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210324-OYT1T50155/
(前略)医療機器メーカー「スギヤマゲン」(東京都文京区)の埼玉県春日部市にある委託先工場では、ワクチンの輸送に使う保冷容器の出荷作業が進んでいる(後略)』


…というものです。

しかも記事には、大量の冷蔵バッグで溢れかえる作業現場の写真までついています。

この写真に映し出されている「保冷バッグ」こそが、㈱スギヤマゲンが厚労省から随意契約で受注したファイザー社の推奨しない「冷蔵バッグ」です。

きのうのブログでもご紹介したとおり、ファイザー社は3月22日付で『ファイザー新型ワクチンに係る説明資料』を掲載し、「ワクチンは分解されやすく衝撃や振動を避ける必要があり、接種を行う診療所などに小分けして移送する場合は、冷凍して運ぶのが原則だ」とし、小分け移送の場合には「冷凍(マイナス15℃以下)が原則だ」と言っています。

要するに、練馬モデルのような「冷蔵(2〜8℃)バッグ」での小分け移送についてファイザー社は「推奨しない」としているわけです。

もっといえば、3月22日の段階でファイザー社としては「うちのワクチンを㈱スギヤマゲンが納品する冷蔵バッグで小分け移送するのは止めてくれ!」と言っています。

なのに、その三日後の3月25日、突如として天下の読売新聞に前述の記事が掲載されたわけです。

ここからは私の憶測です(証拠はありません)。

厚労省は、ファイザー社の意に反して、2〜8℃の冷蔵バッグでの小分け移送を推進してしまったことに後悔はしているが、いまさら訂正できない。

このまま㈱スギヤマゲンの冷蔵バッグ移送でいくしかない…

であるがゆえに、天下の読売新聞に上記の記事を掲載してもらったのではないでしょうか。

おそらく記事を書いたのは社会部の記者かと思われます。

社会部の記者には、冷凍と冷蔵の違い、ファイザー製ワクチンの性質、ファイザー社がどちらの保冷ボックスを推奨しているか、あるいは厚労省と㈱スギヤマゲンとの契約が随意契約であること等々を理解していないので、厚労省に言われるがまま無邪気に記事を書いたものと推察します。

もし私の憶測どおりであるのであれば、厚労省はついに馬脚を表したことになり、権力を監視すべきマスコミが権力に使われていることにもなります。

国会におかれては、ぜひ㈱スギヤマゲンと厚労省の随意契約に至った過程などをつぶさに調べてもらいたい。

この短期間に、なぜこれだけ大量の冷蔵バッグを納品できるのか実に不思議です。

3月22日付のファイザー社の「冷蔵バッグでの小分け移送は推奨しない」という説明書きの発表、そして25日の読売新聞の記事、加えて㈱スギヤマゲンとの随意契約(約6億円)であったこと、この3つの線がいかがわしく繋がって見えるのは私だけでしょうか。

むろん、私の一方的な憶測にすぎませんが、もしもこれらがまんざらな憶測でもないとしたら、その影に政治家もしくは官僚(補佐官クラスかも)が一枚噛んでいる可能性もあるのではないでしょうか。

あくまでも憶測です。
2021/03/26

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