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やむをえない判断で運ばれるワクチン!?

ワクチン

本日も新型コロナワクチンについてです。

きのう発表されたフジテレビの世論調査によれば…

「ワクチンを接種する 75.8%」に対し「ワクチンを接種しない 19.9%」となり、多くの人々がワクチン接種を望まれているようです。

であるがゆえに、接種業務責任主体である地方自治体の責任は大きい。

さて、新型コロナワクチンの中で、今のところ最も有効率が高いとされているのが米国ファイザー社が製造するワクチン『コミナティ筋注』です。

その有効率は1回接種で、なんと90%とされています。

ただ、ファイザー社はワクチンの取り扱いについて「冷凍していない状態で振動を加えると有効性や品質が低下するおそれがある」としています。

ワクチンを車両で輸送する際、その車両が特殊車両でもないかぎりどうしても振動が加わってしまいますが、ファイザー社によればマイナス15℃以下の冷凍状態であれば振動を加えても問題ないとのことです。

ゆえに同社は昨年12月の段階で厚労省に対し「マイナス15℃以下での輸送を推奨します」と伝えたらしい。

そのことは3月10日のNHKニュースでも報道されています。

ところが不思議なことに厚労省は「2℃〜8℃の冷凍していない状態での輸送でも認める」とし、それ用の冷蔵ボックスを既に全国の自治体に送っています。

厚労省が用意した冷蔵ボックス(2℃〜8℃用)は川崎市にも届いておりますが、川崎市はファイザー社が推奨しているマイナス15℃以下に保つことのできる冷凍ボックスを既に自主的に用意していますので、残念ながら厚労省が送りつけてきた冷蔵ボックスは『コミナティ筋注』の輸送には使いません。

それにしても解せないのは、製造メーカーであるファイザー社が推奨していない輸送方式(2℃〜8℃の冷蔵状態での輸送)を、なぜ厚労省は認めたいのでしょうか。

本来であれば、より安定した品質管理が可能な「マイナス15℃以下での輸送」を各自治体に指示し、そのための冷凍ボックスを送ってくれればいいはずなのに…

なぜか「揺れを減らすよう慎重な取り扱いが求められる」冷蔵ボックスを送りつけ、これを選択肢に加えています。

それでいて厚労省は、万が一のときは「自治体の責任です」と言っています。

それに、NHKが報じているように、ファイザー社は厚労省に対し「冷蔵した状態での輸送は推奨せず、自治体がやむをえないと判断した場合は容認する」としていますが、自治体のやむをえない理由とは何でしょうか?

過日のニュース番組で「うちは2℃から8℃の冷蔵状態で輸送しまーす」と、いかにも「これが練馬モデルだっ!」と言わんばかりに堂々と説明していた練馬区の担当課長がおられましたが、練馬モデルとはやむをえない判断の賜物なのか?

自治体の「やむをえない判断」で解凍ワクチンが輸送され、結果、品質が保証されていないワクチンを打たされる国民はたまったものではない!
2021/03/16

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