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あいもかわらず悪質なプロパガンダ

国の借金

あいかわらず財政破綻プロパガンダが横行しています。

以下の日本経済新聞社による記事は典型的なプロパガンダ記事です。

『国の借金が1212兆円に 20年末時点、財務省が公表
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF10CY60Q1A210C2000000/
財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合計したいわゆる「国の借金」が2020年末に1212兆4680億円となり、過去最高を更新したと発表した。国債の残高は1040兆6729億円となり、前回発表の20年9月末に比べ35兆8589億円増えた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大規模な財政出動を受け、国債を増発した。(後略)』


財務省内に「財政研究会」という新聞社やテレビ局の記者が常駐する記者クラブがあるのをご存知でしょうか。

ここで記者たちは財務省様から予算や税制に関する資料をもらい、それをコピペするかのように記事を書き報道しているのが常です。

経済や貨幣の本質に疎い記者たちは、この財政研究会からはじき出されると記事が書けない。

だから大本営(財務省)発表のプロパガンダ情報をそのまま記事にします。

しかしながら、信じがたいことかもしれませんが、この日本には「国の借金」なるものは存在しません。

正しくは「政府の負債」です。

なお「政府の負債」である国債発行残高とは、政府の貨幣発行残高と同義です。

ゆえに、上の記事の『国の借金が1212兆円に…』というのは、「政府の貨幣発行残高が1212兆円になりました」というだけの話にすぎません。

記事の後半に「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大規模な財政出動を受け、国債を増発した」とあるように、コロナ対策のために政府は貨幣を発行した、というだけです。

それで何か問題でも?

冒頭のグラフのとおり、明治以降、日本政府の負債は2019年末時点で既に3973万倍に及んでいますが、ご承知のとおり金利もインフレ率も未だゼロ%です。

これもまた「明治以来、日本政府の通貨発行が3973万倍になった」というだけの話です。

さらにいえば、国債の償還はほぼ借り換えですので、家計簿のように稼いだ所得によって最後の1円まできっちり返済しなけれならないという性質のものではありません。

なにせ政府は、経済規模の拡大とともに貨幣を増発し続けなければなりませんので。

であるからこそ……

政府の負債残高の増大 = 国家財政の破綻

…という単細胞的な話ではないのでございます。

要するに、財務省は財務省傘下の御用記者たちに「日本はクニのシャッキンで大変だぁ〜」と報道させ、国民世論に緊縮財政への理解を求めているわけです。

理解しがたいことかもしれませんが収支均衡(縮小均衡)こそが財務省の省是だからです。

そうした省是に基づいたプロパガンダに洗脳された国民(納税者)の多くが、国や自治体は「もっと無駄遣いをなくしてシャッキンを減らせ!」「もっと緊縮しろ!」とやる。

納税者からすれば「俺たちの税金を無駄遣いしやがって…」と思われるのでしょうが、残念ながら租税は財源確保の手段ではないし、行政経費の原資でもないことを申し添えておきます。
2021/02/11

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