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竹中平蔵先生は君子だった !?

あのネオリベラリズムの権化みたいな竹中平蔵先生がついに「財政均衡論は間違いだった!」と宗旨変えしたらしい。

竹中氏といえば、小泉内閣のときにプライマリー・バランス目標を閣議決定させ構造改革を加速した張本人です。

宗旨替えの理由は定かではありませんが、おそらくはこのまま政府の緊縮財政が続いてしまうと、さすがに自分たちのピンハネ・ビジネスにも悪影響が及んでしまうからだと推察されます。

なんと氏は「今年度は、まだ100兆円の国債発行余地がある」とまで発言しているそうです。

ということは同時に、プライマリー・バランスの黒字化目標が誤りだったことを認めたことになります。

この馬鹿げた目標に縛られてきたせいで、我が国の政府は十分に歳出を拡大することができませんでした。

なお、竹中さんをはじめ財政破綻論者たちは「国(政府)の負債が、家計の金融資産を超えると破綻する」と主張されてきましたが、そんなことは物理的にあり得ないことです。

なぜなら下のグラフのとおり、政府の国債発行残高が増えれば増えるほど、同時に家計の金融資産も増えていくからです。

政府債務と家計資産

あたりまえですよね。

誰かの負債は必ず誰かの資産です。

即ち、公的部門(政府)の負債は必ず民間部門(家計)の資産になるのですから。

さらに下のグラフは、各経済主体(政府、金融機関、企業、NPO、家計)の資金過不足です。

資金過不足

グラフを90度傾けると、必ず左右対称になります。

このように、誰かの支出は必ず誰かの収入になるのでございます。

そもそも自国通貨建てで国債を発行できる国においては、政府が国債を発行するにあたって民間資産(民間部門の銀行預金)などには制約されません。

政府の国債発行が制約されるのは、インフレ率(国内の供給能力)のみです。

この紛れもない事実を、世に広めていきましょう。

コロナ危機を乗り越えるために、政府は国債を増発し自粛要請が必要な事業者に対し、しっかりと粗利補償をするべきです。

自粛求めて補償せず…であってはなりません。

論語に「君子、豹変す」という言葉があります。

よくこれを「君子は豹変してはならない…」という意味で解釈されている人がおられますが、それは誤解です。

この言葉の正しい解釈は「君子でなければ豹変できない!」です。

なぜなら、凡人は過ちを改めることを憚るものだからです。

ひょっとすると竹中氏は君子だったのかもしれません。

豹変するのが遅すぎましたが…
2020/12/02

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