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ムーンショット作戦

PCR

英国のジョンソン首相が、コロナの第2波を防ぐために、約13兆8000億円(約1000億ポンド)の予算をかけてPCR検査の検査能力を来年の初めまでに1日1000万件に拡大するとのことです。

因みに現在の英国のPCR検査能力は1日35万件です。

1日1000万件のPCR検査の実施体制を整え、全ての英国国民が迅速に何度でもPCR検査が受けられるようにしようとする当該構想は「ムーンショット作戦」と名づけられています。

ムーンショットとは、ケネディ米大統領がアポロ計画について「1960年代が終わる前に月面に人類を着陸させ、無事に地球に帰還させる」と述べたことが語源とされ、それが転じて「莫大なおカネをかけて壮大かつ困難な偉業に挑戦すること」という意味で使われているようです。

確かに壮大ですね。

しかしながら英国の大手新聞『ガーディアン』によれば、この壮大な計画の試験的な調査をマンチェスター郡で行ったところ、なんと偽陰性(実際は感染しているのに陰性と判定されてしまうこと)が50%もあることが判明したとのことです。

なおガーディアンは「これら偽陰性の人々が更に感染を拡大してしまう危険性の課題が指摘された」と報じています。

https://www.theguardian.com/world/2020/nov/05/operation-moonshot-rapid-covid-test-missed-over-50-of-cases-in-pilot

私は川崎市議会において「無症状者に対するPCR検査を拡大することの危険性」を事あるごとに指摘させて頂いておりますが、なぜか日本のメディアはガーディアンが報じているような事実を無視してその一切を報道しようとしません。

そのおかげで未だに「無症状であってもPCR検査をもっと拡大しろ」という陳情が川崎市議会にあがってきます。

くどいようですが、PCR検査には偽陰性と偽陽性の問題があります。

検査件数を拡大している欧米諸国の感染率が高いことからも、このことは無視できない現実です。

来る11月13日、私が所属する健康福祉委員会で当該陳情が審査されます。

むろん、いつものとおり事実と数字をベースに科学的な観点で質問したいと思います。
2020/11/07

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