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安倍政権は巨額の財政支出などしていない

永田町では、ポスト安倍をめぐって様々な名前が上がっています。

とはいえ報道をみるかぎり、党内情勢はどうやら菅官房長官で決まりそうな雰囲気を感じさせます。

誰が総理になろうとも結局はデフレ緊縮路線が継続されそうですが、より恐ろしいのは「安倍政権の放漫財政を見直して財政再建が必要だぁ〜」と言い出しかねない総理の出現です。

はやくも日本経済新聞には次のような記事が…

『活力引き出す成長戦略を 財政出動・金融緩和 その先は
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63224180Q0A830C2MM8000/
安倍晋三首相の「アベノミクス」は政府の巨額の財政出動と日銀による異次元の金融緩和で経済を支えてきた。7年8カ月の任期を通じて市場から評価されたものの、経済を持続的な成長軌道に乗せるまでには至らなかった。(後略)』


アベノミクス = 巨額の財政出動  ???

日本経済新聞的には「アベノミクスは巨額の財政出動」だったようですが、現実は異なります。

2012年12月の第2次安倍政権発足以来、量的緩和によって日銀当座預金は400兆円も増えましたので「異次元の金融緩和だった」ことはそのとおりだと思いますが、本格的な財政出動は2013年の当初予算しか行っていません。

その後は財政当局の緊縮圧力に屈してしまったのか、小泉政権、民主党政権以下の緊縮、というより憲政史上最大の緊縮内閣となってしまいました。

まず、基本前提として次のことを理解しておかねばなりません。

名目GDPの伸び具合(1998年=1)を国際的に比較していますと、下のグラフのとおり日本だけが低成長です。

名目GDP推移

しかもデフレに突入した1998年と比較すると、ほぼゼロ成長です。

その上で、政権が発足した2012年を「1」として対GDP政府支出の推移をみますとご覧のとおりです。

政府支出

ご覧のとおり、安倍政権(アベノミクス)が巨額の財政出動だった、というのは明らかな嘘です。

安倍政権は歴代政権のなかでも超緊縮ですし、国際的にみても日本だけが超緊縮なのです。

嘘を前提に、超緊縮政権をつくるようなプロパガンダ報道は謹んで頂きたい。
2020/08/31

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