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国民主義の希薄

いま世界では、6秒に1人の割合で、子どもたちが貧困と栄養失調等のために死んでいます。

その一方、0.14%の超・富裕層が世界の金融資産の81.3%を所有し、その超富裕層中の62人の大富豪が世界の下位36億人分の資産を保有しています。

このような歪な世界をつくりだしたものは何でしょうか?

私には、「グローバリズム」以外に答えが浮かびません。

グローバリズムは、何よりもまず国民を分断します。

経済面から言えば…
所得で生活する国民 VS 資本収益で生活する国民

これこそが最も根源的な分断です。

90年代以降に有力となったグローバリズムに対する楽観は、国際金融市場の不安定化、国際テロ活動の拡散、貧富格差の拡大、文化の劣化、資源ナショナリズムの台頭、地球温暖化といった問題の深刻化によって、遅からず消滅するものと思っていましたが、未だしぶとく君臨しています。

今回の新型コロナウイルスによる世界的パンデミックは、まさにウイルスのグローバリズムですが、それでもグローバリズムへの社会の懐疑心は希薄です。

例えば、海外からのウイルス流入を防ぐための「水際対策」は、国家の仕事です。

グローバリズムから個人や家族を守ろうとしたとき、頼れるのは国家しかないわけです。

なのに…

当初、ウイルスが武漢発であることを認識しながら、我が国政府は渡航制限を怠りました。

国境を管理し個人(国民)を守ることすら躊躇するのが、まさにグローバリズム時代の政府なのです。

「もう国家は古い…」とか、「国境なんかいらない…」とか、「これからは個人だ…」とか言っていた人たちは、こうした現実を前にしてどのように思うのでしょうか。

ながらく敗戦教育を受け続けてきた日本国民は、ただでさえ国民意識が希薄であった上にグローバリムが浸透したことから事態は深刻です。

グローバリズムの対局にあるのが、国民主義です。

我が国のコロナ対策がままならないのも、国民及び国民によって選ばれた為政者たちの国民意識の欠如にあると思います。

政府は何ら有効的な手を打てないまま感染拡大を阻止できず、国民生活の基盤たる経済もまた毀損しつづけています。

医療システム、あるいは公衆衛生システムなどの安全保障も経済も、すべては国民主義によって支えられるものです。

2020/08/02

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