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たった1回のPCR検査で「お墨付き」を与えることの危険!

本市川崎区の桜本にある川崎協同病院では、5月上旬に16名の新型コロナウイルス院内感染が発生しました。

この川崎協同病院での院内感染は、今のところ本市では最大の院内感染となっています。

院内のみならず、院外への感染にもつながったとのことから極めて深刻な院内感染だったと思います。

当該病院は熱発した患者さんの入院を受け入れ、コロナを疑ってPCR検査を実施しましたが、結果が陰性だったこと、そして容体が安定していたことから個室から患者を移動させました。

ところが、肺炎の状態が悪化したため他の病院へ転院、その後、転院先において再度疑ってPCR検査を実施したところ陽性と判明したとのことです。

重症患者ですら、PCR検査には2〜4割の偽陰性があります。

さて、東京都では検査を受けた人のうち陽性者が30%とのことですが、問題は陰性だった人のフォローをどのようにしているかが見えてこないことです。

東京都の新規陽性者数

当ブログで再三にわたって指摘しておりますとおり、たった一回のPCR検査結果では「陰性だったから、自分は大丈夫!」という変なお墨付きを与えてしまう危険性があります。

即ち、無症状や軽症者の多くが、たった1回程度のPCR検査では偽陰性となることについての説明や周知がしっかりなされているのかどうかです。

むろん、PCR検査をして陽性であっても、その人の行動制限が完全でなければ意味はありません。

また深刻度を増している「感染経路不明」というのは、その多くが調査に協力しないということのようです。

このことは、本人が考えても思い当たる感染経路が見当たらない、というのとは根本的に異なります。

PCR検査の拡大よりも、法的に3密をさける行動を徹底させる方が感染拡大防止には効果的ではないでしょうか。
 
その意味では、感染拡大の発生源となりつつある特定地域や特定業界に対し、「感染防止協力店」のようなまやかしとしか思えない仕組み作づくりで誤魔化していること自体が問題かと思われます。

最近では、コロナは空気感染することの報告もあがっています。

つまり、密閉した部屋に感染者がいただけで感染するということです。

だとすれば、常時換気(窓を全開など)がされていない店に入り、長時間にわたり飲食歓談するなどの機会をどのように規制するのかが課題となります。

これらに対して、何ら打つ手がないという法制度そのものに大きな問題があることは明々白々です。
2020/07/20

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