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先に借金すべき経済主体は政府だ!

今朝の経済番組を見ていていたら、ニュースヘッドラインで「第2次補正予算 100兆円規模」と出ていたので非常に驚きました。

ついに来たか!?

と、思ったのも束の間…

ニュースの内容を聞いていみると、「政府は事業規模を100兆円超とする調整に入った」とのことでした。

がっくり…

例によって100兆円の「事業規模」であって、100兆円規模の国債発行ではありません。

結局、民間の融資が軸になるようです。

今、多くの事業者は資金不足に困っているというより、需要不足(売上不足)に苦しんでいます。

政府からしてみれば、「それでもとりあえずは、これ(融資)で食いつなげ…」と言いたいのでしょうが、食いつないだところで、結局は売上(需要)が増えなかったら借金を返済することができない。

需要 < 供給

この状態をデフレギャップと言います。

であるからこそ、政府の役割はデフレギャップを埋めるための財政支出(国債発行)の拡大にあるわけです。

デフレ下においては、どんなに融資枠を拡大したところでデフレギャップを埋めることはできません。

話は逆で、デフレギャップが埋まることで、はじめて融資枠が拡大していきます。

デフレを物価の下落現象と簡単に考えている人たちがおりますが、減少するのは物価だけではありません。

下のグラフのとおり、それ以上に賃金が下落していきます。

物価と給与

賃金が下がるから需要(消費など)が増えない。

需要が増えないから賃金が下がる。

これがまさにデフレスパイラルです。

第2次補正予算においても、政府は融資枠を拡大し民間部門に借金をさせようとしていますが、デフレ下において先に借金すべき経済主体は民間部門ではありません。

先に借金すべき経済主体は政府です。
2020/05/25

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