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重要なのは、重症者を死なせないこと

PCR検査をめぐって情報が混乱しているように思います。

巷では「PCR検査の拡大が感染を抑止する」とか、「日本は海外と比較して検査を極端に抑えていて、検査を受けようにも受けられない」とか言われていますが、これらは嘘です。

日本では症状の酷い人はほぼ全てPCR検査を行っているはずでし、少なくとも我が川崎市においてはPCR検査を受けることができなかった重症患者などおられません。

専門家会議の資料に「各国、地域のPCR検査数」と「各国、地域の新型コロナウイルスによる死亡者」のデータが掲載されていますが、これをみるかぎり必ずしもPCR検査の拡大が死亡者数の減少にはつながっていないことが判ります。

PCR検査
新型コロナウイルス死亡者数

ご覧のとおり、むしろ反比例しています。

なぜかメディアは、この事実を報道しない。

朝日新聞や東京新聞は「専門家会議が検査体制について対応が不十分だったこと認めたぁ」と嬉しそうに記事にしていますが、PCR検査を拡大するのであれば、①何を目的に、②誰を対象に、を明確化する必要があります。

重要なのは重症者を死なせないことにあります。

目的を明確化しないまま対象者を絞り込まず、むやみやたらにPCR検査を拡大してまうと、医療機能を低下させることになり、救える命を救えないという最悪の事態になってしまいます。

もしもPCR検査を拡大する目的が「死に至る重症者を見落とさないこと」にあり、対象者を絞り込んだうえで、なおかつ医療機関以外の機関において検体採取をやるのであれば、私も賛成します。

例えば、死に至る重症者を見落とさないという意味では、死亡者(変死)に対するPCR検査も極めて重要です。

不審死した人の感染情報を把握することは「見落としチェック」になるからです。

とはいえ、その検査をすべて保健所に依頼してしまうと、治療を要する人の検査に手が回らなくなりますので、警察が大学の法医学教室と連携して大学において検査が行えるよう体制を構築するべきです。

医学部のある大学であればPCR検査ができるはずです。

警察は保健所に検査を押し付けることなく、ぜひとも警察の責任において整備してほしい。

何度でもいいます。

重要なのは、重症者を死なせないことです。
2020/05/06

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