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破綻論ビジネス

安倍内閣は憲政史上最長の内閣となりましたが、同時に憲政史上最大の緊縮財政内閣にもなりました。

一方、野党第一党の立憲民主党もまた明らかに緊縮財政を党是としており、おそらくは「日本は財政破綻するぅ〜」と本気で思い込んでいる無知政党です。

その点、何某維新と変わりがない。

立民や維新ばかりでなく、在りもしない「財政破綻論」を信じ込み緊縮財政路線から脱却できない国会議員は与野党を含めて実に多く、こんな嘘を信じ込んでしまえば最も効果的な経済対策としての「消費税の凍結」など言い出せるわけもない。

たしか立民の枝野代表だったと記憶しますが、彼は「今は自粛経済で消費そのものが増えないから消費税を減税しても効果がない」と言っていました。

そうでしょうか。

どんなに経済活動を自粛しようとも、消費しない人間なんていません。

そもそも自粛って一年も続くんですか?

例えば年間200万円消費する人にとって、消費税10%が凍結されれば、年間20万円分の所得が増えるに等しいわけです。

年間消費量が300万円の人であれば、30万の所得増です。

少なくとも一回ポッキリの10万円給付なんかよりも所得として実入りが大きい。

このように言うと「じゃぁ、財源はどうするんだぁ〜」と必ず叫びだす。

むろん、国債でいい。

と言うと「何ぃ国債だぁ。これ以上国債残高を増やしたら国が破綻するじゃないかぁ〜」というのが彼ら彼女らのお約束のロジックです。

だったら逆に示してほしい。

いつ、どのくらいの残高になったら破綻するの?

そもそも破綻って何?

仮に破綻したら日本はどうなるの?

私の経験上、これらの質問にまともに答えられる破綻論者はほぼゼロです。

なにしろ財政破綻論の歴史は古い。

私が小学校6年生(1982年)のときからあります。

ときの総理は鈴木善幸さんで、日本ではじめて「財政非常事態宣言」を打ち出した内閣です。

ついで、私が政治の世界に飛び込んだ1995年には、ときの財務大臣であった武村正義氏がやはり『財政危機宣言』を出しています。

その後、日本政府は極度な緊縮財政路線に舵を切り、当然のことながら日本経済はデフレに突入。

デフレによりかえって税収不足に陥り、その不足を補うための国債(特例公債)を増発することになりました。

その累積残高は、次のとおりです。

公債残高

ご覧のとおり、うなぎのぼり政府債務は増えてきました

しかしながら、日本政府は未だ破綻(デフォルト)していません。

いつになったら破綻するのでしょうか?

前述のとおり、私などは子供のころから「破綻するぅ〜」と言われつづけ、その後も順調に政府の借金が積み上がっているのに、未だ破綻(デフォルト)の気配すらみえません。

要するに、破綻論者にこれといってまともな根拠などないのです。

最も質が悪いのは、それを言い続けることで自らの生計を立たている人たちがいることです。

書店に行くと、数々の「破綻本」が売られています。

即ち、「日本は破綻するぞぉ」と言い続けることで成り立つ「破綻論ビジネス」ですね。

そう言われてみると、川崎市議会にもいます。

「減債基金を取り崩して予算編成していると、川崎市も破綻するぞぉ〜」と言って当選し続けている人が…

これも、ひとつの破綻論ビジネスか。

川崎市債の金利推移
2020/05/04

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