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スサオノミコトはお怒りである

今年の祇園祭りは中止されるようです。
祭祀の民としての日本人にとって(日本人は宗教の民ではない)、神事そのものを不要不急の対象として中止するのには違和感を覚えます。
どうせ「人が集うイベントだから…」という理由でしょうが、祇園祭りは、観光イベントではない。
人々が集わなくともできる神事の部分をも中止する必要はないでしょうに。
こういう罰当たりな所業こそが「疫病を蔓延させる!」と、古来より私たちの祖先たちは考えてきたのではないでしょうか。
そもそも祇園祭りは、疫病退散を祈願するためにはじめらた神事で、八坂神社の御祭神であるスサノヲノミコトに疫病を退散して頂くようお祈りする祭祀です。
祇園祭りに関わる祭祀のすべてを中止するとなれば、まさに疫病退散を諦めることになりはしないか。
疫病の無いときに疫病退散を祈願し、疫病が蔓延しているときにこれを祈願しない。
それでは、祭り自体の存在意義を否定することになりはしないか。
まさに本末転倒であり、神への冒涜です。
我が国が戦争に負け、GHQによる占領政策を受けて以来、日本国民の解体政策が進められて今年で75年が経ちます。
昭和27年4月28日に我が国は独立を回復したはずなのに、残念ながら日本国民解体政策は止まることはありませんでした。
GHQは日本が再び米国の脅威とならないように「戦争責任周知徹底計画」に基づいて、新聞報道、ラジオ放送などを通じて「大東亜戦争」が「侵略戦争」であったことを史実を捻じ曲げて徹底的に刷り込みました。
今なお、圧倒的多数の日本国民が、かつての戦争を「大東亜戦争」とは呼ばず、「太平洋戦争」と呼ぶのは、このことに由来しています。
またGHQは日本人の精神を破壊するために「神道指令」を発し、教科書等から神道用語等を削除するようにも指示しています。
祇園祭りの中止問題もまた、やはりGHQによる神道指令の延長線上にあるのかもしれず…
2020/04/21 |